サボテン科の仲間たち(高山性の品種は除く)

サボテン科とはいわゆるサボテンの仲間です。

葉や茎に特殊な貯水組織が発達している植物で乾燥している砂漠や山岳地帯で生き残るための変化に富んだ草姿やトゲが魅力的です。

サボテン科の仲間たち(高山性の品種は除く)

  • サボテン科の仲間たち

    玉翁殿
    (マミラリア属)

  • サボテン科の仲間たち

    兜丸
    (アストロフィツム属)

  • サボテン科の仲間たち

    海王丸
    (ギムノカリキュウム属)

  • サボテン科の仲間たち

    ウバ玉
    (ロフォフォラ属)

  • サボテン科の仲間たち

    日の出丸
    (フェロカクタス属)

  • サボテン科の仲間たち

    金鯱
    (エキノカクタス属)

  • サボテン科の仲間たち

    鸞鳳玉
    (アストロフィツム属)

  • サボテン科の仲間たち

    紫太陽
    (エキノケレウス属)

  • サボテン科の仲間たち

    SP
    (エキノフォスロカクタス属)

  • サボテン科の仲間たち

    ライオン錦
    (オレオケレウス属)

サボテンの特徴は?

サボテンの特徴はなんといってもみずみずしい株がトゲで覆われているのを想像しますが、実はトゲがあるか無いかではなく、トゲが生える根元に綿毛の座布団のような“刺座(とげざ)”があるかないかが判断基準となります。

サボテン科は200以上の種属の中に2,500種以上の種類があると言われ、植物の中でも大きなグループの一つです。

刺座(とげざ)からトゲが生えている様子。
刺座(とげざ)からトゲが生えている様子。
品種:フェロシオール(ギムノカリキュウム属)
トゲはないが、刺座(とげざ)のみがある品種、これもサボテンです。
トゲはないが、刺座(とげざ)のみがある品種、
これもサボテンです。
品種:瑠璃兜(アストロフィツム属)

サボテンの楽しみ方は2つ!!

よくお日様に当てて可愛らしいお花を楽しむ!

よくお日様に当てて可愛らしいお花を楽しむ!

タイプ:I(サボテン科全般の品種たち) ※高山性の品種を除く。
栽培環境 直射日光があたり、風通しの良い場所を好みます。凍らせないように注意します。
水やり 半月~1ヵ月に一度、土の表面が濡れる程度あたえます。あまりたくさんあたえると土が乾きにくく、根腐れの原因となるので注意!1週間以上湿っていないようにしましょう。
病気 風通しが悪かったり過湿になると根腐れの原因となるカビ類に侵食されます。
害虫 特にございません。
植物の状態 寒さに耐えるようにギュッと締まります。物によっては赤茶けたように変色するものや、張りがなくなるものもあります。
植え替え・
カット芽挿し
植え替えなどストレスは与えない方が無難です。
ポイント 冬の間ずっと屋内に取り込んでおくと日光不足の状態になります。そのまま春をむかえ日光浴させると葉焼けの原因となりますので冬でもできるだけ屋外で日光浴させましょう。
栽培環境 直射日光があたり、風通しの良い場所を好みます。1日~2日の雨水であればかかっても大丈夫です。
水やり 土が乾いたら、底穴から水が流れ出る程度たっぷりと与えます。
病気 風通しが悪いと根腐れの原因となるカビ類に侵食されます。
害虫 ワタムシ、カイガラムシ、夜盗虫、アブラムシなど。いずれも浸透移行性の殺虫剤を撒いておくと予防、駆除ができます。季節の変わり目に撒くと有効です。
植物の状態 成長が旺盛になりハリのある草姿に変化します。花のシーズンですので次々と花が咲いてくるでしょう。
植え替え・
カット芽挿し
植え替えには一番の適期です。理想は1年に1回この季節に植え替えをオススメします。
ポイント 植え替えに使用する土はなるべく水はけのよい土を使います。園芸用培養土3:赤玉小粒7くらいの割合がGOOD!
初夏梅雨の期間
栽培環境 直射日光があたり、風通しの良い場所を好みます。なるべく雨水にあてないようにします。
水やり 土が乾いたら、底穴から水が流れ出る程度たっぷりと与えます。
病気 風通しが悪いと根腐れの原因となる菌に侵食されます。
害虫 ワタムシ、カイガラムシ、夜盗虫、アブラムシなど。いずれも浸透移行性の殺虫剤を撒いておくと予防、駆除ができます。季節の変わり目に撒くと有効です。
植物の状態 一番の成長期です。春に続き花のシーズンで、主に大輪系の花が咲く品種が花を咲かせます。
植え替え・
カット芽挿し
春に引き続き植え替えの適期です。
ポイント 6月下旬以降、梅雨の晴れ間は真夏と同じです。晴れた日はできるだけ風通しの良い半日蔭の場所へ移動しましょう。
栽培環境 半日蔭の風通しの良い場所を好みます。雨水にあてないようにします。
水やり 水やりは、翌日が曇天など気温が低そうな日の夕方にたっぷりと与えましょう。
病気 風通しが悪いと根腐れの原因となる菌に侵食されます。
害虫 ワタムシ、カイガラムシ、夜盗虫、アブラムシなど。いずれも浸透移行性の殺虫剤を撒いておくと予防、駆除ができます。季節の変わり目に撒くと有効です。
植物の状態 暑いのが好き!という事で元気いっぱいです。
植え替え・
カット芽挿し
植え替えはなるべく控えましょう。
ポイント 暑いのが好き!と言っても直射日光には弱いので注意しましょう。
栽培環境 9月のお彼岸頃から直射日光があたり、風通しの良い場所に出してあげて下さい。1日~2日の雨水であればかかっても大丈夫です。
水やり 土が乾いたら、底穴から水が流れ出る程度たっぷりと与えます。
病気 風通しが悪いと根腐れの原因となる菌に侵食されます。
害虫 ワタムシ、カイガラムシ、夜盗虫、アブラムシなど。いずれも浸透移行性の殺虫剤を撒いておくと予防、駆除ができます。季節の変わり目に撒くと有効です。
植物の状態 秋の深まりとともに成長が鈍化していきます。成長期のような張りがなくなってくることもあります。
植え替え・
カット芽挿し
植え替えは控えましょう。
ポイント 特に秋に日光浴をさせることで春のお花の開花率が上がります。できるだけ直射日光に当てましょう!

室内でサボテンの樹形を楽しむ!

室内でサボテンの樹形を楽しむ!

タイプ:J(サボテン科全般の品種たち) 室内での管理方法
栽培環境 なるべく日当たりの良い窓辺、風通しがあればなお良いでしょう。凍らせないように注意します。
水やり 1ヵ月に一度、土の表面が濡れる程度あたえます。あまりたくさんあたえると土が乾きにくく、根腐れの原因となるので注意!1週間以上湿っていないようにしましょう。
病気 風通しが悪かったり過湿になると根腐れの原因となるカビ類に侵食されます。
害虫 ワタムシ、カイガラムシ、アブラムシなど。いずれも浸透移行性の殺虫剤を撒いておくと予防、駆除ができます。季節の変わり目に撒くと有効です。
植物の状態 成長もせず、じ~っとしています。
植え替え・
カット芽挿し
植え替えなどストレスは与えない方が無難です。
ポイント 窓辺といっても、寒冷地では凍ってしまう可能性もございますので注意しましょう。
栽培環境 なるべく日当たりの良い窓辺、風通しがあればなお良いでしょう。
水やり 土が乾いたら、底穴から水が流れ出る程度たっぷりと与えます。
病気 風通しが悪いと根腐れの原因となるカビ類に侵食されます。
害虫 ワタムシ、カイガラムシ、夜盗虫、アブラムシなど。いずれも浸透移行性の殺虫剤を撒いておくと予防、駆除ができます。季節の変わり目に撒くと有効です。
植物の状態 成長が旺盛になりハリのある草姿に変化します。
植え替え・
カット芽挿し
植え替えには一番の適期です。理想は1年に1回この季節に植え替えをオススメします。
ポイント 植え替えに使用する土はなるべく水はけのよい土を使います。園芸用培養土3:赤玉小粒7くらいの割合がGOOD!
初夏梅雨の期間
栽培環境 なるべく日当たりの良い窓辺、風通しがあればなお良いでしょう。
水やり 半月~1ヶ月に1回、底穴から水が流れ出る程度たっぷりと与えます。
病気 風通しが悪いと根腐れの原因となる菌に侵食されます。
害虫 ワタムシ、カイガラムシ、夜盗虫、アブラムシなど。いずれも浸透移行性の殺虫剤を撒いておくと予防、駆除ができます。季節の変わり目に撒くと有効です。
植物の状態 一番の成長期です。ハリのある草姿になります。
植え替え・
カット芽挿し
春に引き続き植え替えの適期です。
ポイント 水の与え過ぎはサボテンも徒長の原因となりますので水やりの頻度は少なめに行いましょう。
栽培環境 なるべく日当たりの良い窓辺、風通しがあればなお良いでしょう。
水やり 半月~1ヶ月に1回、底穴から水が流れ出る程度たっぷりと与えます。
病気 風通しが悪いと根腐れの原因となる菌に侵食されます。
害虫 ワタムシ、カイガラムシ、夜盗虫、アブラムシなど。いずれも浸透移行性の殺虫剤を撒いておくと予防、駆除ができます。季節の変わり目に撒くと有効です。
植物の状態 暑いのが好き!という事で元気いっぱいです。
植え替え・
カット芽挿し
植え替えはなるべく控えましょう。
ポイント 水の与え過ぎはサボテンも徒長の原因となりますので水やりの頻度は少なめに行いましょう。
栽培環境 なるべく日当たりの良い窓辺、風通しがあればなお良いでしょう。
水やり 土が乾いたら、底穴から水が流れ出る程度たっぷりと与えます。
病気 風通しが悪いと根腐れの原因となる菌に侵食されます。
害虫 ワタムシ、カイガラムシ、夜盗虫、アブラムシなど。いずれも浸透移行性の殺虫剤を撒いておくと予防、駆除ができます。季節の変わり目に撒くと有効です。
植物の状態 秋の深まりとともに成長が鈍化していきます。成長期のような張りがなくなってくることもあります。
植え替え・
カット芽挿し
植え替えは控えましょう。
ポイント 夏場に植え替えをした方は、まだ根がしっかり張っていない可能性があるのでコンスタントな水やりでしっかり根を張らせましょう。

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